蔦温泉

蔦温泉」、青森県では、とても有名な温泉で、
一度は泊まってみたいと、かねがね思っていました。
弘前からは十和田湖へ行く途中、車で約1時間半くらいで到着します。
18日までは空室がなかったそうですが、19日はたまたま空いてる部屋があって、
当日でしたが予約がとれました。
この温泉旅館は、古くは「大町桂月」という歌人が広めてくれましたが、
わたしたちの世代は、「旅の宿」という歌に関する温泉宿だとあいうことで知っています。
吉田拓郎という、稀代のシンガーソング・ライター(今は、この言い方、古いんだろうなぁ)が
作曲したこのうたの、作詞をした「岡本おさみ」が、この宿で着想を得たということなのです。
宿のひとに尋ねたら「西館66番」の部屋だということで、今度来ることがあったらそこに
泊まってみたいなどと考えてしまいます。
宿のまわりはありのままの自然があふれ、広いおふろにシャワーの設備もほとんどありませんが、
とても清潔で、昔はこうやってお風呂に入ったよな、エコだったなと、感慨ぶかいものがありました。
蔦温泉入り口 ↓

大町桂月の碑の足元にあります ↓

宿のまわりの散歩コース。深い森の中に沼が点在し、
このように苔むした石がいつもとは違う世界にいざなってくれます。↓