五能線のちいさな旅

冬だから
雪国旅情が心にしみる。
波の花が舞う日本海
静寂に包まれる冬の白神山地
りりしい山容の岩木山
景色と人々のあたたかさを訪ねて
五能線の旅へ。
           (JR「五能線の旅」パンフレットより)

先日「黄金崎不老ふ死温泉」へ車で行った折、ほとんど海岸線に
しがみつくような感じで線路が通っていたのを見て、
ぜひ、冬に五能線に乗ってみたいとおもいました。
早々にその願いが叶い、12月19日、ちいさな旅にでかけました。

リゾートしらかみ」。その名前は聞いたことがあっても、
地元に住んでいると、かえってなかなか乗車の機会がないかも知れません。
前日来の雪が小康状態になったのを幸いに、
さっそく弘前駅にでかけました。
午後2時33分発、リゾートしらかみ青池編成」を予約し、
2番線へ。
待ってる間、同じプラットフォームに「かもしか」が停車していました。



下の方に雪がびっしりついていて、
吹雪の中を進んできたのがうかがわれます。











待つこと30分ほどで、お待ちかね、「リゾートしらかみ」入線です。
  
車内はゆったりとしていて、普通列車グリーン車の間くらいの快適さ。
途中、五所川原駅で三味線部隊のひとたちが乗車しました。
鯵ヶ沢まで、三味線演奏と、津軽民謡を聞くことができます。
 
写真左は五所川原駅が始発の、津軽鉄道の駅舎を車窓から撮影したもの。

列車が発車してから、しばらくはりんご畑や田園風景が続きますが、
途中からはさすが五能線、海、うみ、海です。
すこし時化ているのですが、この写真で伝わるかなあ。

 
絶景ポイント、千畳敷では運行速度が遅くなります。
・・・見とれているうちに、写真を撮り損ねてしまいました!
この、写真の「石舘」もまたひとつのポイントのようで、近づくと多くのひとが
最前列に近づいてきました。


「ぽっぽや」の駅舎みたいですね。
駅長さんが出てくるのを待って、写真をとりました。









東能代の駅で下車。
ここから「かもしか5号」に乗り換えて弘前へ向います。
待ち時間は10分くらいです。
待合室は、また風情のある凝った場所。
 
写真左は入り口です。「リゾートしらかみ」の車両をイメージしてるんですね。
中に入ると、右の写真のように、運転室を再現しています。

これに乗ると、弘前に7時半くらいに着くので、
本場津軽三味線を生演奏している居酒屋に行くもよし、
土地のおいしい料理屋さんに行くもよし。
弘前は口がおごったひとが多いと言われている土地です。
思いがけずイケる料理に出会えるかも。
しかないせんべい本店では大きな「飲食マップ」を掲示
アプリーズ店では駅周辺の飲食マップをさしあげています!
ご利用ください。