ローカル列車の旅

いつもながら突然ですが、三陸鉄道に乗って、釜石まで行こう、ということになりました。
いろいろ計画して、出発。
弘前駅から10:57分発の「つがる」に乗って、八戸へ。
車中オナカがすくので、駅でお弁当を購入。
「つがる弁」2種類を食べ比べてみました。「ばっちゃ御膳」は、以前経験済みなので、今回は別なのを。

風呂敷にくるまれて、
いい雰囲気です。

こごみのごまあえ、サケのなれずし、
ほたてとタケノコ、ふきの煮物。
おにぎり2種。

500円ワンコインで買えます。

トリのから揚げも入って、
食べきりサイズ。









八戸では八食センター、初トライ。とっても混んでいて、市民の人たちの台所なのでしょう。
市場で買い求めた魚介を、炭火で自ら焼いて食べるコーナーがあり、
盛況でした。
面白い試みだと思います。
15:02分、八戸発の八戸線で久慈へ。2両編成でした。
水割りのカンをひとり手酌であけている男性、兄弟2人旅の子たち、通学の学生さんたち。
港の方には石油コンビナートがあるのでしょうか、高い煙突からけむりがたちのぼっていました。
17:26分、久慈発の三陸鉄道北リアス線宮古へ。


この列車は、残念ながらほとんどトンネルを通るので、海辺はあまり見えません。
一ヶ所、減速してくれた場所があったので、写真を一枚撮ることができました。

列車の窓は昔ながらの引き上げるタイプ。途中でガラスがくもってしまったので、窓を開けて空気を入れ替えました。

宮古では、ブログで紹介されていた、「無礼講」というお店へ。
おいしいのに混んではいませんでしたが、ご主人が率先して
お刺身の内容を説明してくれたり、おまけで料理を出してくれたり、
おもてなし心がいっぱいでした。
このおさしみ、何と一人前です。しかも、うまい。
おいしそうなので、写真を撮るのをうっかり忘れそうでした。
はんぶんくらい、食べたあとです。
お値段も、はりませんでした。

翌日、9:22分宮古発山田線で釜石へ。


窓ごしなので不鮮明ですが、
プラットフォームの下に、
このような図柄がありました。









この列車は爽快でした。
窓のすぐそばを、みどりあふれる初夏の木々がトンネルのように
すぎてゆきます。
ときおり途切れると、農家の方々のふつうの作業風景が現れ、
まるで動く絵画のようでした。
ときおり鳴り響くピーッという汽笛が、さらに旅情を高めてくれます。
釜石では駅の隣の市場内にある「まんぷく食堂」でお昼。

とても有名なお店です。
すみません、おいしいので食べるのが先で、写真を撮りそこねました。
12:06分、釜石から「銀河ドリームライン」で花巻まで。
花巻駅には、このようなシンボルがありました。

「チエールアルコ」と書いてあります。
説明によると、エスペラント語で「虹」とか・・・。
さすが、賢治のまちだなぁ。
その後、花巻から盛岡まで列車で戻り、
盛岡から高速バスで弘前へ。
宮古から9時間あまりの旅の終了です。
こんどはどんな旅をしましょうか。