魯仙の白神紀行発見

今朝の朝日新聞
魯仙は幕末から明治期にかけて、津軽で活躍した日本画家。
津軽民族学の祖ともいえる人物だそうです。
その魯仙が1862年夏、弘前城下から白神山地内の暗門の滝までを旅した際の
記録が、宮内庁で見つかったそうなのです。
この紀行文により、白神山地の自然が、いかに人々の生活と
結びついていたか、ということを身近にかんじることができるとか。
何と、白神山地は、弘前の燃料搬出のための山だったそうなのです。
紀行文にはその様子がはっきりつづられています。
すごい、贅沢な気分になってしまいました。
弘前はありふれた普通の田舎町ですが、岩木山に守られ、
かつ白神山地の恩恵にあずかりながら、しぷとく生き抜いてきたのですね。
歴史をたどれば、まだまだ沢山の発見がありそうな町、弘前
実にいいところに住んでるんだなぁ。